2022.7.11
今からお家探しを検討中の方・色々見ているけどなかなか決められない方。
住宅購入・お家探しのアドバイス・サポートブログです!
まず、住宅購入・お家探しのきっかけは人それぞれです。
・結婚を機に購入を検討される方。
・子供ができたので、住宅購入を検討される方。
・子供が大きくなったので、手狭になって住宅購入を検討される方。
・ずっと賃貸の家賃を払うのももったいないと感じる方。
・今の家賃が高いので引っ越したい方。
・老後に向けて持ち家を持っておきたいと考える方。
・社宅から〇月までに退去しないといけない方。
・近隣トラブルで引っ越したい方。
等々、ほかにも住宅を購入するきっかけはたくさんあります。
当然、購入時期もきっかけによって人それぞれですし、切迫度合も人それぞれです。
また、お家探しをしていく中で色々な選択肢が出てきます。
例えば、新築の建売住宅を購入する。土地からの注文住宅を建てる。新築マンションを購入する。中古のマンションもしくは中古の戸建てを購入する。リノベーションを前提として古い中古マンションや中古戸建を購入する、もしくは別の賃貸住宅に移り住む等、お家探しの選択肢は様々です。
そこで、お客様自身で出来る住宅購入・お家探しの前準備として、不動産屋さんが来店時・もしくは、初めてお会いした時に必ず行う質問・アンケートの内容をお伝えします!!
事前に質問される内容が分かれば、ゆっくりとご家族で話合う時間も取れますし、不動産屋さんに出向いた際にスムーズに物件の紹介をしてもらえて、的外れな物件をご紹介されることも少ないかと思います。
弊社でも、毎月色々なお客様のご相談を受けていますが、具体的にご要望が決まっているお客様もいれば、ご要望はまだ決まっていないけれど住宅を購入したいと考えていらっしゃるお客様等いろいろなお客様がいらっしゃいます。
ただ、どのお客様にもご確認いただく内容は、
・いくらくらいの月々の支払いorいくらくらいの予算で購入したいか??
・どのような場所・校区・駅・職場のアクセスのお家に住みたいか??
・どのくらいのサイズのお家・間取り・仕様のお家に住みたいか??
ざっくりとこの3点を確認させていただいています。
もちろん住所や年齢・家族構成などの基本的な個人情報も確認しますが、この辺りはこちらでは、割愛します。
この予算・エリア・広さの3要素は、どこの不動産屋さんに行っても、必ず聞かれる内容です。もちろんその他にも、大切なご要望があれば、確認させていただきます。
逆に、住宅購入を始める際には、この3要素だけでもご家族で一度話合っていただくだけでも不動産屋さんを訪れた際に、話がスムーズに進むかと思います。
以下、簡単に話合うと良い内容をまとめています。
※予算に関して
今の家賃と比べて増やせる?減らさないと厳しい?
頭金はいくらくらい準備できそう??
※エリアに関して
通勤はどうする?子供の学校は?
ご両親のご実家と近い方がいい??
※どのくらいのサイズのお家が必要??
寝室・子供部屋の数は??
今のお家と比べてあとどのくらい広いお家に住みたい??
あと不動産業者さんは、今のお家に対して、不便・不満に感じていることを確認しています。
お客様が不便・不満に感じている内容は、優先度が高い可能性が高いと感じるのでそこが解消できるようなお家をご紹介しようとします。
後ろの「③ずっと探しているのにいい物件が見つからない方。」でも記載していますが、なかなか物件を決められない方で多い例は、上の優先順位を決められない方が多いです。
中には、色々な物件を見過ぎて、お家探し・住宅購入の目線がいつの間にか、あら探しになってしまっているお客様もいらっしゃいます。
もちろん、不動産営業の方がやけくそであれこれ物件を案内してお客様を混乱させてしまっているケースもありますが・・・。
今から、お家探し・住宅購入を始めようと思っている方・もしくは、お家探し・住宅購入が難航している方は、インターネットで物件探しを始める前に一度、ご家族で上の3つの要素について少し話合いをしてみてはいかがでしょうか??
お家探し・住宅購入をしようと思った時に、まずどこに相談したらいいのかを解説します。
今では、インターネットで多くの不動産情報がスマホ・パソコンから閲覧できるようになりました。またそれ以外にも、新築マンションのチラシや住宅展示場のテレビCM、最近では、駅前に某テレビCMでも有名な〇ープン〇ウスのスタッフが勧誘をしていたり。
色々なところで、不動産業者さんが日々、広告活動をおこなっています。
もちろん気になる物件がインターネットに載っていたので、その物件に問合せをしてそこから色々な物件を見せてもらうようなケースも多くあります。
また、お客様からよくご質問をいただくのは、アットホームやふれんず等のインターネットサイトに同じ物件がズラリと並んでいるのは、なぜですか??と聞かれます。
これは、販売元の不動産業者さん(建築業者さんなど)が、他の不動産業者さんに販売を任せていたりするためです。
例えてにいうと、コカ・コーラを作っているのが、販売元の不動産業者さん(建築業者さんなど)で、コカ・コーラを販売している小売店が仲介をしている不動産会社さんです。
そのため、販売しようとしている(仲介をしようとしている)物件に対して多くの不動産会社さん(仲介業者さん)が、インターネットに広告を行うことで、同じ物件がズラリと並ぶような現象が起こっています。
実際に、福岡県内では5000件以上の不動産会社がありますが、買いたい物件の種別に応じて、相談先が変わります。当然賃貸住宅を専門で行っている業者さんもあれば、新築マンションのみを販売している業者さん・投資マンションを得意としている業者さんもいらっしゃいます。
不動産会社といっても得意な分野・苦手な分野が業者さんによって多々あります。
自分達の希望に沿った業者さんで相談することをおススメします。
新築マンションの大半は、建築している分譲業者さんが、住宅展示場・モデルルームを作ってそこで間取りのイメージやオプション工事の提案等をおこなっています。
新築マンションの場合は、販売を他の業者へ委託することはほとんどないので、直接、分譲業者さんの方へ問合せをしていただく他ありません。
弊社でも、中古のマンションと一緒に新築のマンションもご案内してほしいというご要望がたまにあるのですが、その際は、新築マンションの業者さんに直接問い合わせいただくようにお願いしています。
また、このような新築マンションの分譲業者さんの場合は、自社の商品(マンション)一本で勝負しようと思いますので、自社商品の内容や、マンションの周辺状況については非常に詳しいことが多いですが、逆に、それ以外の提案や他の選択肢を提示することはほとんどありません。
一番は、自社のマンションを買っていただくことが最優先ですから当然ですよね。
もし、新築マンションを数件検討している場合には、一社ずつ新築マンションの業者さんを回っていくような形になります。
中古マンション・中古戸建は、ほとんどの不動産「売買」を取り扱っている業者さんからご紹介してもらえます。
中古マンション・中古戸建の場合の多くは、一般の個人の方が売主さんになっているケースがほとんどです。また、その一般の個人の売主さんが売りに出している情報自体、宅建業者さんは、「レインズ」という不動産業者サイトに開示しないといけない義務になっています。
そのため、「売買」を取り扱っている不動産業者さんの場合、お客様からのご要望に対してこのレインズを活用しながら物件を探していくことが多いです。
お家探し・住宅購入を始めようとしている方が、インターネットで見たい中古戸建・中古マンションが複数あった場合に、1社でまとめて内見することも可能となります。
まとめて1つの不動産屋さんで内見できると、新築マンションを複数回る場合に比べて、何度もアンケート用紙を書いたり、何度も一から要望を伝えたりという手間暇を省略できるのでいいですよね。
それでは、どこの業者さんに頼めばいいのかというところですが、ポイントとしては、
口コミについても信ぴょう性に欠けるものも多いので鵜呑みは厳禁です。
正直、お家探し・住宅購入の業者さんは、担当者次第です。
大手不動産業者さんであっても転勤で来たばかりで周辺環境はなにも分からないというケースもあります。まだまだ入社1年目で最近営業デビューした方が担当になるかもしれません。
また、しっかりとした営業マンの方でも、相性が合わないこともあります。
1社目でよい人とめぐり逢えれば良いのですが、そうでない場合は、他数社回ることも必要です。
新築の建売住宅についても中古マンション・戸建てと同様に、不動産「売買」を取り扱っている業者さんであれば、大体ご紹介・ご案内してもらえます。
また、新築建売住宅の場合は、購入特典として色々なサービスをしてくれる業者さんも多くあります。
もちろんそれだけで判断するのは、危険です。しっかりと不動産取引について詳しいかどうか、質疑応答にしっかりと答えてくれるか等、見極めることも必要です。
建売住宅といえども不動産取引になりますので、聞いていなかった・知らなかった・説明されていない等で、大変なトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、不動産業者さん選びは慎重におこないましょう。
福岡ホームのサービスについては、こちら福岡ホーム仲介手数料最大無料サービスについて
注文住宅を建てたいと思っている方は、まずは、メーカー選びに住宅展示場・もしくは工務店へ向かいましょう。
よくテレビCMで流れている積水ハウスや大和ハウスのような不動産屋さん(詳細には、建築会社さん)の中から好みの建物を選ぶことから始まります。
既に土地を所有している場合や、ハウスメーカーさんが自社で土地を持っている場合については、見積もりが分かりやすいのですが、建てる土地については、まだ決まっていない場合には、自身で探していかなくてはなりません。基本的には、ハウスメーカーさんは家を作る専門の業者さんになりますので、土地探しについてはほとんどノータッチです。
中古戸建・新築戸建てを探すように、予算・広さ・場所等の条件に合った土地を探してもらうように不動産業者に依頼をしていかなければいけません。
ハウスメーカーさんの方から概算のお見積りが出ることが多いので、そこから逆算しながら土地を探していく作業を行っていきましょう。
もちろん予算が合わなければ、建築会社の間取りや仕様をコストダウンしたり等調整が必要になります。
土地については、エリアによって建築規制の条例が定められています。また、崖条例や上下水道ガスの引き込み等、注意する内容は盛りだくさんです。
より不動産業者・担当者選びには、気をつけなければいけません。
かれこれ半年・1年以上探しているけどなかなかいい物件が見つからない。
ずっとインターネットサイトを見ているけど、なかなかいい物件が出てこない。
いい物件があったと思ったら、すでに申込みが入っていた。
等々なかなかお家探し・住宅購入を検討しながらも良い物件に巡り合えない方には、一度過去に見た物件はすべてリセットしてみて、先述の優先順位を整理してみてはいかがでしょうか??
現状、福岡市内・福岡界隈のエリアの土地相場は、下がるどころか現状維持もしくは、上昇しているような状態です。
また、ロシア・ウクライナ情勢・世界的な物価高や円安によって、資材費や輸送コストが軒並み上昇していて、建築価格は、1年前と比べて約10%~20%近く値上がりしています。
資材費の価格や原油価格については、落ち着くまでまだかなり時間がかかることが予想されます。
お家探し・住宅購入を一度中断して先延ばしにするのも一つの選択肢ですが、一度、ご家族の要望や現状を整理してみてください。
お家探し・住宅購入は、全体的なバランスが大切です。残念ですが、すべての要望が叶えられるようなお家を購入されている方は、ほとんどいらっしゃいません。
お客様の中には、購入価格を少し上げて買われた方。
エリアを駅周辺で探していたところをバス路線に変更して買われた方。
広さを多少我慢して買われた方。
お家探し・住宅購入は人それぞれ答えが違いますので、家族で意見を出し合いながら、物件を見学して、最良の物件を見つけてください!
お家探し・不動産購入を進めていく中で、必ず訪れるのが「この物件でいいのかな?・もしかしたらまだいい物件があるのかもしれない」という気持ちです。
よくお客様からご質問があるのは、「他の方は、どのタイミングでお家決められているんですか??」と聞かれます。
アドバイスしているのは、
「一通り内見した中から1度、決めてみてはいかがですか?」
とお伝えしています。
いろいろな物件を見るにつれて、これだけあるのだからまだ掘り出し物があるかも。と思ってしまいます。
いろいろな物件がありますが、意外と本当に買ってもいいなと思う物件は、1件~3件程度です。実は・・・。
実際に私自身もそうですが、お客様に物件の相場感などを納得・理解していただくために見ていただく物件がほとんどです。内心では、絶対にこの物件は買わないだろうなと思ってご案内をしている物件も多々あります。
たまに半分冗談ですが、ご案内前に
「今から内見をする物件の中から必ず1つ決めてくださいね。これ以外の物件はもうないですよ。」
とお伝えしています。
そうすると意外に、実際に住んだ時の生活イメージ等を真剣に検討できるようになります。
お家探し・不動産探しにマンネリ化してしまっている方や、お家探し・不動産探しに疲れ果ててしまった方は、一度、実践してみてはいかがですか??
やっぱりなかなか決めれない方。
思い切って、違うエリアや戸建てを探している方であれば、マンションを見てみたり等
条件を大きく変えてみてはいかがでしょうか??
たまにお客様自身からも言われることは、
「これだけたくさん物件回った中から、決めた物件だからこれ以上の物件はないです!」
とおっしゃっていただくこともあります。
結局は、これだけたくさん探した中から決めたお家!という気持ちの問題なのかもしれませんね。
街の不動産屋さんが隠しもっていそうな、非公開情報ってあるんですか!?
とたまに聞かれることがあります。
あると言えばありますが、実際はほとんど表に出ることなく、業者間で取引されてしまうことがほとんどです。
土地情報や中古マンション・中古戸建情報は、まず売却依頼がその不動産業者さんの方に相談があります。言ってしまえば、その時点でも水面下情報です。
ただ具体的に金額や条件等は決まっていない状態なので、表に出すこともできません。
そもそも、販売活動をする場合は、業者間サイト(先述のレインズ)に登録しないと違法になってしまいます。
一般のお客様と不動産業者の買主さんを比べると、不動産業者さんの方が住宅ローンを使わないケースも多く、打ち合わせや契約までの段取りも早くて楽なので、たいていの好条件の水面下情報は、業者間で取引されてしまいます。
また、一般消費者と不動産業者で取引をする場合、消費者保護の観点もあるので業者さんの方が、安心で手っ取り早いという観点もあります。
こういった実情もあるので、不動産業界はグレーなイメージがあるのかもしれないですね・・・。